毎朝のAI情報収集を自動化した仕組み
業種: 自社(複数事業運営)/体制: 代表1名/期間: 継続運用中(毎朝の配信を継続)
- AI関連の情報が多すぎて、毎日追いきれなくなっていた。
- 複数の情報源を自動で巡回し、AIに要約させてから毎朝チャットに届く仕組みを作った。
- 情報収集にかけていた時間を減らしながら、見逃しも減らせている。
背景
AI業界の動きが速く、複数の情報源を毎日チェックする必要があった。だが他の業務と並行して手作業で見て回るのは負担が大きく、後回しになりがちだった。
何が問題だったか
情報を見る時間が確保できない日が続くと、重要な変化に気づくのが遅れる。かといって全部読もうとすると、それだけで一日の時間が奪われてしまう。
業務構造の整理
作業を分解すると「情報源を巡回する」「内容を要約する」「自分が読める場所に届ける」の3工程に分かれていた。このうち「巡回」と「要約」は定型作業で、自動化しやすい部分だと判断した。
立てた仮説
複数の情報源を定期的に自動で巡回し、AIに要約させて普段使っているチャットに届ければ、情報収集の時間を減らしながら見逃しも減らせるのではないかと考えた。
小さく試した内容
最初は1つの情報源だけを対象に、要約が実用に足る精度か、毎朝決まった時間に届くかを試した。その後、対象の情報源を段階的に増やしていった。
実装
Pythonで複数の情報源を定期的に巡回する仕組みを作り、取得した内容をClaude APIで要約。結果を毎朝、普段の連絡に使っているチャット(Discord)に自動配信するようにした。配信した内容は月次でアーカイブし、後から振り返れるようにしている。
使用した技術: Claude API、Python、定期実行(スケジュール実行)、Discord連携
結果
情報収集にあてていた時間が減り、毎朝チャットを見るだけで主要な動きを把握できるようになった。他の業務に使える時間が増えた。
情報源の巡回から要約・配信までを毎朝欠かさず運用している実績に基づく。第三者による監査や外部への数値公開は行っていない。
うまくいかなかった点・制約
AIによる要約は、元の記事のニュアンスを完全には拾いきれないことがある。重要だと感じた情報は、要約だけで判断せず元記事を確認するようにしている。情報源の追加・入れ替えも定期的に見直しが必要。
次の改善
要約の精度を上げる工夫や、自分にとって本当に重要な情報を優先的に届けるための絞り込みを改善中。
同じ課題を持つ人への示唆
情報収集そのものを自動化するのではなく、「巡回」と「要約」という定型部分だけを自動化し、「何が重要か判断する」部分は人に残す、という分け方が実務では機能しやすい。
関連サービス
AI業務自動化
著者: 稲福良祐(SATOYAMA AI BASE代表)/公開日: 2026-07-15/更新日: 2026-07-15